瞼が重くなってきたのでおかしいなとおもっていたら

最近目が開けづらい、なんとなく瞼が重いな~などと思っていました。
近頃よく寝るから、寝すぎて瞼が重たくなっているのではないかと思っていたのですが、どうも症状がひどかったのです。

そこで大げさかとは思ったのですが、病院に行ってみたらまさかの眼瞼下垂という病気でした。

 

眼瞼下垂?病気?って、診断を受けて軽くショックだったのですが、この「眼瞼下垂」というのは次のようなことが原因のようです。

まぶたをあげる時に眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉を使うのですが、この筋肉に異常がみられるとまぶたが上がりにくくなるそうです。
また、眼瞼挙筋を動かすのに動眼(どうがん)神経という神経があるのですが、こちらの神経の異常でも起こるそうです。

先天性の症状のものが一番多くて、私のような後天性のものは加齢による眼瞼挙筋の筋力の低下や、疲労によっておきる重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)という病気などがあるみたいです。

コンタクトレンズを長時間使用していても、眼瞼下垂を発症することがあるようです。
コンタクトレンズってついつい長時間使用してしまいがちですが、こんなことが起きるならもっと仕様に気を付けていればよかったと後悔しております。

 

眼瞼下垂治療の方法は手術がポピュラーのようですね。

眼瞼挙筋腱膜前転術(がんけんきょきんけんまくぜんてんじゅつ)・眼瞼挙筋短縮術(がんけんきょきんたんしゅくじゅつ)・前頭筋(ぜんとうきん)吊り上げ術といった手術が主流のようでした。

名前だけ聞くとものすごい手術のようですが、麻酔をしてるうちにすべて終わったので、名前から想像していたなんとなく恐ろしそうな手術とは全く違いました。

開きにくくなったまぶたの一部を切開して、垂れ下がったまぶたを持ち上げて固定することで目を開けやすくします。

実際に手術を受けた後ではだいぶ目を開けるのが楽になりました。

 

あの時目が開けづらいだけだからといって、放置せずに病院にいってよかったです。

こんなに目の開け方が違ったんだな~って、手術したあとしみじみと思いました。

急に眼瞼下垂のような症状が出たりするときは、脳の動脈瘤が原因の場合もあるそうなので、怪しいと思ったら病院に行ってみてください。