ずっと美しいプリザーブドフラワー

 

美しい花を長く保つことが出来る、プリザーブドフラワー。
そもそもプリザーブドフラワーとは、生花とどんな違いがあるのでしょうか?

Preserved=「保存」という意味ですので、保存ができる花ということです。
特殊な技術を使い、長期保存や着色を可能にしました。

プリザーブドフラワーの魅力は、なんといっても保存状態の長さです。

 

 


地域や環境により、期間に差があります。
ヨーロッパでは10年くらい保存できると言われています。
ちなみに日本では1~2年と言われています。

なぜ、地域によって、こんなにも差があるのでしょうか?
それはプリザーブドフラワーが高温多湿を苦手としているからです。
色があせてしまったり、ボロボロになってしまうのです。

また、直射日光も苦手です。
出来るだけ風通しのよい涼しい場所に飾っておくのが、長くプリザーブドフラワーを楽しむ秘訣と言えそうです。

そして、水やりも厳禁なのです。
湿度や水分が苦手なので、生花と大きく違っています。

特殊加工がされていると、とても丈夫に感じるかと思いますが、プリザーブドフラワーはとてもデリケートなのです。
優しく扱うということに関しては、生花と同じなのです。

プリザーブドフラワーは1987年にフランスで開発されました。
日本に伝えられたのは1996年頃と言われています。
生花よりも、ややお値段は張りますが、まだまだこれから人気が出てくるのではないでしょうか?

実はプリザーブドフラワーは、自分でも作ることが出来るのです。
生花と消毒用エタノール、精製グリセリン、万年筆用のインク、乾燥剤、蓋付容器。
どれも薬局や、100円ショップで購入出来ます。
初心者でも簡単にプリザーブドフラワーが楽しめるのです。

用意する生花ですが、向いている花と向いていない花があります。
向いている花は、バラやカーネーション、ユリやひまわりもおすすめです。

時間はかかってしまいますが、大事な人からもらった花は長く楽しみたいものです。
ぜひとも、手作りでプリザーブドフラワーを作ってみてはいかがでしょうか?