身近に忍び寄っていた歯周病

現在37歳主婦、5歳と2歳の子供がいます。私の歯周病発覚から、歯周病との闘いを書かせていただきます。

小さいころより、あまり虫歯のなかったので、歯医者に行くときといえば、学校の検診で、虫歯と診断されたときだけでした。私の小学生の頃の歯医者は、今のように綺麗、快適ではなく、暗く、痛いイメージでした。そのため、社会人になってからも、自ら歯医者に行くということはありませんでした。

25歳を過ぎたころから、ブラッシングをしていると、歯茎から血がでるようになりました。少しの出血でしたので、気にせず、今まで通り磨くことにしました。

今考えると、その頃から歯周病は忍び寄っていたのだと思います。

29歳になり、歯茎からの出血は、かなり多くなりました。酷いときは、起きて鏡を見ると、前歯に血がついていることもありました。

それでも、虫歯のように痛みがなかったため、歯医者に行くということはしませんでした。

このままの口の状態で、私は一人目の子供を妊娠しました。つわりが酷く、3ヶ月間、まともにブラッシングできませんでした。

今まで、虫歯とあまり縁がなかったので、自分が歯周病にかかるわけないという変な自身を持っていたため、このまま一人目、二人目を出産しました。

2人目を出産して、1年が経った頃、右の奥歯が少し痛くなりました。ちょうど、その日は主人が休日だったため、子供を預けて、よく看板をみかける歯医者に行くことにしました。

レントゲンをとり、今の状況を、説明され、私は愕然としました。中度以上の歯周病でした。骨は、半分以上解け、奥歯はゆれていました。歯周ポケットは、深いところで、7ミリ、浅いところでも、4ミリでした。今まで、口のなかを気にしていなかった私は本当に後悔しました。それから、毎週歯医者に通いました。歯茎はパンパンに腫れていたため、普通にスケーリングでも、麻酔が必要でした。歯茎が少し引き締まってからは、大阪歯科大学付属病院に通うことにしました。ディープスケーリング、外科的手術をしていただき、現在は、歯周ポケット3ミリ程度まで回復しました。
歯の大切さをしり、現在は、徹底したブラッシングをしています。