思い出ランドセルの活用法!

皆さん、6年間共に過ごしたランドセルをその後どうされていますか?

 

春は別れの季節。あちらこちらで卒業式が行われています。友達や先輩後輩、先生との泣きながらのお別れの横で、ひっそりとお別れすることになるのが共に過ごした道具たちです。そんな道具のひとつにランドセルがあります。

 

卒業式の後、使わなくなるランドセルの置き場所に困り、そのまましまい込んでしまっていませんか?かくいう私も見るたびにたくさんの記憶が思い出されて捨てるに捨てられず、ずっと実家の押し入れにしまい込まれたままになっています。しかし、それでは場所ばかりとって、掃除をする時にも少し困ってしまいますよね。

 

そこで、この思い出の詰まったランドセルをどうにか活用できないかと調べてみました。そうしたら、皆さん思うことは同じなのですね。出るわ出るわ。色々な活用方法がありました。

活用する方法は大きく分けて2つあります。

ひとつは寄付。発展途上国の子ども達に贈り再びランドセルとして役立てるという方法です。

もうひとつはリメイク。こちらはランドセルの皮の部分を使い、様々な物に加工します。メジャーなもので言うと、細かな傷なども忠実に再現した手のひらサイズのランドセルがあります。他にもおしゃれな鞄や財布、スマートフォンケース、ペンケースなど実用的なものにリメイクすることができます。そのままのランドセルの形でアルバムにするという画期的なリメイク方法もありました。

 

ただ、どんなランドセルでもリメイクできるわけではなく、あまりにひび割れがひどいものや落書きが多いものなどは受付できなかったり、リメイクできるものが限られてしまうことがあるようです。依頼する前にはそれぞれの業者に確認してみてください。業者のサイトには受付できないものの例として画像が掲載されているところもあるので、こちらも確認してみると良いですよ。

リメイクにかかるお金は、業者やリメイクする物によっても様々ですが、キーホルダー1点、3,000円くらいからできます。一律料金で最大〇点まで加工する業者もあるので、ランドセルの状態やリメイクしたいものを考慮して選ばれるといいと思います。

業者によらず自分の手でリメイクしたい!と思われる方もおられるかもしれませんが、ランドセル自体丈夫に作られていることもあり、なかなか難しそうです。しかし、実際にされた方もおられるので、自分の手で生まれ変わらせたいという方はチャレンジしてみるのも楽しそうです。出来上がったらますます愛着が湧きそうですね。

 

雨の日も雪の日も一緒に過ごした思い出のたくさん詰まったランドセル。そのまま仕舞われたまま埃をかぶってしまうのはもったいないし、淋しいものです。春は別れの季節ですが、出会いの季節でもあります。思い出のランドセルとも寄付したりリメイクしたりして新しい出会いをしてみませんか?