中古、木製のパレットの取り扱いについて

大学卒業後は一貫して物流業界でフォークリフトオペレーターとして勤務しています。1口にパレットと言っても木製、プラスチック製とありますが今回は中古や木製のパレットについての記事とのことなので木製とプラスチックパレットの違いを述べながら書いていきます。

 

まず、木製とプラスチックパレットのどちらが扱いやすいかというとこれは断然プラスチックパレットです。理由は木製のように割れたり、釘が出ていたりすることがないからです。では木製や中古のパレットをどのように扱えばいいのか?注意点を述べていきます。まず木製パレットの場合、当然木で作っているのでまず古い物か新しい物かを見極める必要があります。この古い新しいはそのパレットの木の色を見ればわかります。それで古い物の場合、まずはパレット全体の形が崩れていないか、それと左右にだけ木の芯があるタイプなのか、それとも真ん中にも芯があるタイプかを見ます。真ん中に芯があるタイプの場合はこの真ん中の芯の部分が破損していると商品に突き刺さったりしてしまうので注意が必要です。次に木で作っているので当然釘を打ち付けて作っているのでこの釘が飛び出していないか、またあまりに多くの本数が抜けていないかを見ます。

 

もし釘が出ていれば当然金づちで修理し、抜けている釘があれば打ち付ける必要があります。あと何もしない状態では使えている木のパレットでもトラックなどへのリフトでの積み込みの際にリフトの爪で押したりする時にパレットを破損させてしまうことがあるのでこれも注意が必要です。これもそのパレットの古い新しいの問題だと思うので可能であればパレットを交換するのがいいと思います。もしパレット交換ができないのであればリフトの爪で押す際にリフトの爪が直接パレットに当たらないように間にりんぎをかますなどの工夫が必要になってきます。

 

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